Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

悪い子の効用

今回の参拝ですが、アメリカの不興をかったのは間違いありません。「言うことをきかない悪い子」になったわけです(苦笑)。
しかし、だからダメとはなりません。

ウルトラ右翼は「独自外交」「独自防衛=核装備」「米国からの独立」という話で喜びますが(笑)私はそう考えません。
むしろ、日米同盟強化のため、短期的に「悪い子」になったほうが得策だと考えています。

尖閣問題が典型ですが、同盟国の小さな岩礁のために米兵を犠牲にしたくない。まして、相手は中共ですから、米国は最終的には「日本に我慢してもらう」ことでカタをつける気だったと思います。米中でなれ合いで決めるわけです。なぜなら、日本は「よい子」なので、米国が「我慢しろ」と言えば従うだろうと思っていたはずです。

ところが、場合によっては「言うことを聞かないこともあるぞ」ということですね。それが靖国参拝です。靖国軍国主義といわれますが、防衛問題と深く関わっています。「日本が引かない」となれば、米国は「日本に我慢させる」手を使えなくなるのです。「悪い子」になった効用です。

今の日本に、尖閣だけであれば充分に守れる(中共を排除できる)実力があるから出来ることですね。

米国が不興なのは、米国の選択肢を狭める行為だったからに他なりません。その選択肢は「日本だけに我慢させる」です。

なお、心配いりません。「悪い子」といっても、中共北朝鮮と比べれば、たかが神社の参拝なんて、、、ねえ(苦笑)
むしろ、核実験も島嶼侵略もしないで、こんなに影響を及ぼせる靖国神社ってすごいなあ、と思うのですけどね(笑)