例の森友問題で世間を賑わせた籠池夫妻ですが、検察の求刑7年とのこと。
まあ助成金詐欺ということになるので、詐欺罪はたしかに7年ですからね、上限目一杯。フルスロットルですなあ。
日本の裁判なんてのは起訴されたら99%有罪で、弁護士の顔を立てて8掛けですので、判決で5年半あたりでしょうかね。
となると、絶対に執行猶予はつかないわけです。3年以下でないとつけられない。
初犯で実刑食らうのは、よほど悪質な場合で、詐欺の場合はだいたい700万円くらいが分岐点です。
もちろん、金額で言えば籠池夫妻は基準クリア(笑)してしまうわけですが、その金は学校建設に使ったわけで、ポッケに入れたのと同じに扱うのはどうなのか?まあ損害額で考えると同じなわけですが、動機で考えるとねえ。
求刑がもし5年であれば、裁判長がちょいと仏心を出して6掛けまで負けると3年の刑ですので、ギリギリ執行猶予付きがあり得るわけです。
検察の7年求刑は絶対にオツトメしてこいという意味で、ものすごく重いものです。
ただねえ。
この事件、あのアホな籠池のオッサン(失礼)に、この絵が描けるわけがない。裏で知恵付けたり忖度したりした役人どもは、知らん顔をして天下りして良い給料貰っているわけでしょう。
それを考えるとねえ。。。
籠池夫妻は上級国民ではなかった。そういうことなんでしょうなあ。。。