今の職場までは自転車通勤しているわけですが、最近は早い梅雨入りで、「今日は大丈夫かな」と天気予報を見る毎日。
まあ、悩んだら自転車ですね。このコロナ禍で、混んだ電車に乗るのもぞっとしませんからねえ。
で、昨日もそうで、退社して(このときは大丈夫)しばらく走っていたら雨がポツポツ。まあ大したことはないと思っていたら、次第に雨脚が強まり、かなりザーザー降りになってしまいました。
私の自転車はランドナーですので、もとより少々の雨の中を走る想定になっております。泥除けもあるし、ブレーキは泥排出を考えたカンチですから。
そういうときは、無心で雨中走行を楽しむしかありません。
今ぐらいの季節なら、そう寒くはないですからね、大丈夫なんです。
で、自宅のガレージに自転車を入れたあとで、大きなボロタオルで水滴を拭ってやるわけです。
自転車を長持ちさせるにはメンテナンスが大事なんですが、メンテナンスの基礎は「拭くこと」に尽きるんです。
拭いてやれば汚れも取れるしサビも防げる。さらに、異常に気がつくのも早いのです。
何よりも、やっぱり自転車に対する愛着が湧いてきますね。
考えてみれば、この自転車を買ったのは、たしか2006年だったか。
そのときは、こんなに長く乗るとは思っていなかったなあ、などと思い出すわけです。
ざっと拭い終わればおしまいです。
明日も、この愛車とともに職場へ向かう。
その毎日が、なんとなく愛おしいと思うようになりましたねえ。いつまで、この生活が続けられるかわからないですが、たぶん、今の職場に向かう最後の日も、この自転車に乗っているだろうなあ。