Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

MRI検査

今日は朝から都立墨東病院MRI検査を受ける。

3年前に、健康診断で膵臓の嚢胞が見つかり、幸い良性だったのだが、その経過観察のためである。

膵臓の嚢胞はほとんどが良性なのだが、5%ほど悪化する場合がある。つまり、膵臓がんである。

「なんだ、95%は大丈夫なわけじゃないですか」

安堵して私は医者にそう言ったのだが、医者は同意しなかった。

「5%の宝くじがあれば、私はぜったい買いますけどね」

いやな話だと思ったが、かかっているのはお金ではない。命は一つしかないわけだ。

以来、医者のすすめに素直に従って、半年に1回の経過観察を受けている。

狭いところが苦手で、昔、都立大塚病院のMRI検査を逃げ出した前科がある私だが、今や耳栓持参で、ソラナックスという卑怯な薬を飲んで現実逃避しながら、ままよと穴蔵に入って耐えているのだ。

 

ところで。

膵臓がんは現在でも、もっとも治療が難しいがんである。

で、ちょいと寛解率(5年生存率であろう)を調べてみた。

すると、ステージ4ならコンマ以下、つまり1%もない。文字通り必死である。

で、早期発見のステージ1なら、、、、3割なのだ。おいおい。

 

実は、亡くなった母方の祖母が膵臓がんであった。

とはいえ、九十過ぎまで生きたので、そこまでくると寿命のようなもので、あまり膵臓がんに危機感を持っていなかったのである。

改めて調べて、さすがにちょっと怯んでいる次第。

 

結果は14日に改めて医者に聞くことになってる。

なあに、95%は大丈夫なんだから、と思うのですが、毎回ちょっとドキドキするのも事実。

「いや、もうぼちぼち還暦だかんね、昔の人ならそんなに生きてないし、ま、若い人にそろそろ譲ってさあ」

口では言うのである。

典型的な小市民なんですなあ。。。