よく言われるセリフだが「小さな親切おおきなお世話」である。
この言葉を思いついたのは、windows10の「クイックアクセス」のせいだ。
この機能は、ウィンドウズがよく使っていると判断したファイルを先に表示してくれる機能なので、つまりは「最近使ったファイル」をたびたび開くようなときには、すこぶる便利なのである。
しかし、である。
そこから少し外れると、もういけない。
たとえば、作成した文書をどこかに持っていきたくて、USBドライブをつける。
さて、そのUSBドライブにドキュメントを保存しようとすると、これが苦労するのである。なぜかというと、「今差し込んだUSBドライブ」などというものは、当然ながら「最近使った」はかけらもないわけだ。
で、USBドライブをエクスプローラー上で探すのだが、これがわからない。
なにしろ、クイックアクセスが占領したエクスプローラーでは「Cドライブ」がどこにあるかすら、表示してくれないのだ。まして今差し込んだDドライブのUSBメモリなんか、知った話じゃないわけだ。
こういう状況でウロウロするたびに思うのだが、いったい、どこのどいつがこんな機能をつけてくれとほざいたのか?ということである。
ふざけんな、と思うのだ。
WINDOWS XPでも、WINDOWS7でも、こんなアホな「おせっかい」はなかった。
このくだらない機能のせいで、コンピュータは重くなり、ますます最新のCPUでないと快適に動かなくなってくる。
誰得だよ、と思ってしまう。
シンプルで、直感的にわかりやすいインターフェースという意味では、正直なところWINDOWS2000で十分に完成したように思うのだがなあ。
あとは、屋上屋を重ねるというか、くだらないおせっかいが追加されていただけのような気がする。
そういえば、一度、マックを借りてつかったことがあったが、あれはストレスマックスだった。「マックは直感的にわかりやすい」は???まったく意味不明の羅列だった。
さしものWINDOWS10でも、あれよりは遥かにましなので、やむなく使っている。
そんなわけで、「新しく出たWINDOWS」にげんなりする癖がついてしまった。
いまだにwindows11に手を出していないのだが、そりゃ期待していないからである。
またおせっかいが増えているんだろうと思うと、そんなものをカネを出して買う気がしません。
これも、老化現象の一つなんでしょうなあ、たぶん。。。