Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

消化試合

自民党の総裁選のことであります。
すでに安倍首相は、国会議員の8割の票を固めたそうであります。

マスコミでは、石破氏がこれから追い上げだとか期待する向きもあるようですが、おわかりの通り、馬鹿馬鹿しい話であります。
言ってみれば、首長選挙で、現職の自民党に対して対抗馬が共産しか立たなかったみたいなもの(苦笑)でありまして、一応選挙の体をとってはいるものの、こんなものは実質無風選挙、消化試合であります。
あえて苦言を申し上げれば、貴重な公共の電波を使って報道するほどの価値はありません。

私個人は、安倍さんも石破さんも支持していません。
で、安倍さんが勝つと思いますが、どうでもいいです。
アベノミクスは実質、単なる円安政策ですし、中共に忖度して(得意技か)靖国参拝をやめちまったような腰抜け総理を持ち上げるつもりはありません。
1回参拝したら、2回も3回も参拝するべきです。毎日でもやれ!と思います(笑)。
日本国総理大臣が「外国のお許しがないと行けない場所がある」ことが気に入らない。それはスジが通らない話でしょう。

かといって、石破さんも、いかにも勝負感の悪い、ぐずぐずと腹の決まらない(正統派を気取っているんだろうけど)体質も好きじゃありません。
「後ろから鉄砲」だとか「石破四条件は獣医師会への配慮」だとかいう陰謀論まがいの人格攻撃言説に悩まされているのはかわいそうですが、そんなスキがあるんでしょうな。

私は憲法改正はすべきだと考えていますが、その意味では石破案を支持します。
公明党に忖度してくだらん加憲など、すべきではないでしょう。
もともと支離滅裂の条文だらけなのに、さらに増やしてどうする?と思っています。
それよりも、まず、あのくだらない小学生作文のような「前文」を破棄して欲しいもんです。
仮にも独立国(仮なのが悔しいですが)の憲法前文が「ごめんなさい」ではじまって良いものか。
こんな前文、世界に例がないですよ。ほんとに情けない。

そんなわけで、こんな消化試合はどうでもよいので、さっさと石破さんも敗北宣言して、引退した方が良いかもしれないな、と思うわけですな。
そうすれば、無駄を省けるというもの。

石破さんのために言うのですが、人生の時間は有限です。隠棲して好きなことをしたほうが、よほど有意義だろうと思っている次第ですね。