岸田政権がこれだけ焦って防衛力強化を打ち出しているのは、間違いなく台湾有事が近いというインテリジェンスを掴んでいるからでしょう。そうでなければ検討使の岸田さんが焦るはずがない(苦笑)。
しかし、そうなると問題がある。言うまでもないですがカネです。
百年兵を養うは一日これを用いんがため、とはいいますが、実際に百年養うのは容易ではない。その間、兵隊というものは何ら生産には寄与しないわけです。
どこかのアホが「軍事産業だって国内でやればカネが回って有意義」みたいな聞きかじり学問を披露しがちですが、それならソ連はどうなる?実際にアホみたいに軍拡競争で国内で兵器を作りまくって経済ボロボロ、戦わずして敗戦ですよ。
当たり前であって、経済とは資源の最適配分をすることですから、兵器だけ作りまくって最適配分になるわけない。何が国内生産ならオッケーなのか。アタマわいてんのか、と思うわけです(苦笑)
で、43兆円の防衛費増額をしようという話になったものの、財源がない。
で、復興財源から一部を回して、あとは法人税を上げて、、、みたいなことを目論んでおるようです。
選挙前なので増税は勘弁、そんなの国債でやれMMT派が吠えたりしておりますが、、、あのねえ、、、そもそも戦というものは兵器で戦うもんじゃないわけですよ。カネですよ、すべて。
開戦前から借金で兵器を買って、いざ事がはじまったらどうなる?そりゃ「借金に借金を重ねる」しかなくなる。誰がその借金を引き受けるのか?
日露戦争みたいに、戦争が始まってから借金をするのが限界だと思いますけどね。
復興財源。私は法人で2%の上乗せされている税金ですが。あれがそもそも32兆円。
で、返し終わるのが2037年だそうで。おいおい、まだ道半ば、もいってないじゃないか。「アベノミクスはまだ道半ば」だが(苦笑)復興税はまだ道半ば未満だ!
その上にコロナでばらまいたのが100兆円。ぜんぶ借金。これ、返済の目処が立たずなので、これからですよ。
それに43兆円が乗っかる。
ついでに、毎年の赤字国債が30兆円くらいのっかる。
復興特別税を100年やっても払えませんね。
つらつら惟るに。
すでに、お前は死んでいる状態ではないかと。
もう負けているとしか思えないわけです(苦笑)
ま、今のところ、支那の景気もすこぶる悪い。派手派手にバブル崩壊中。
このままズルズルと滑落してくれれば、戦争したくてもできなくなります。
そんな神風を祈るしかないんじゃないかなあ。