Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

下総航空基地横を走る

昨日は好天。朝から選択をして、ついでに愛猫のトイレをガレージに持ち出して、砂を全部いったん出して水洗い。たまにやることにしているのだ。

そんなこんなで少し出遅れたけど、やっぱり自転車に乗る。ただし、ちょいと元気がなくて、100KM走る気がしない。手近なところと思い、まずは松戸神社へ。

名物の河津桜はいまだ全然開花していない。龍神様のお水をもらって元気を出して、そのまま手賀沼に向かう。途中の野々下水辺公園で、持参した握り飯で昼食。梅干しにごま塩という江戸時代メニューである(笑)。

昼食後は手賀沼について、そのまま大津川を辿って帰ることにした。

いつもの谷津の風景に心が和んで、すこし最近の憂さを忘れる。

大津川2023年2月

昨年走ったときは、ずっと西岸を辿ったのだが、今回は途中で東岸に抜けてみた。

すると、飛行機がえらく低い高度で飛んでいる。どこまでも真っ直ぐな道を走る。すぐ横が滑走路で、自衛隊下総航空基地の横を走っているとわかった。初めての道である。

まっすぐな道で気持ちがよいが、すぐ横を当然自動車がすっとばして行くわけで、フェンス横で逃げ場もないわけで、ちと怖いこともある。幅寄せしてくる奴がたまにいるのには参る。

そのまま走って、鎌ケ谷についたので、いつものとおり六実まで走って踏切を抜けて市川経由で帰宅。

 

走りながら、最近の不安感のもとに気がついた。自分の職業生活が、確実に終焉に向かっていることを感じているからだ。いつまでも働いていけるような気持ちがどこかにあったが、実際には、そうではない。こちらも衰えるし、お客さんは次に進む。止まってはくれない。

私も還暦になる。そういうことなのだ。今まで、仕事仲間と一緒で、勝手気ままにやりながら、実は守られていた。それを今になって気がついている。どうしようもないバカだ。

それでも、仕方がない。仲間に精一杯感謝しながら、残された仕事を全うしようと思う。それが、どれほど意味があることか分からないけど、私には他にない。

 

今まで、ろくなことをしてこなかった。もう10年ほど前から気がついていたけど、目の前に現実が迫っているように感じる。

まだまだ、知らないことは多いのに。