Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

逆井のカタクリ初の見参

本日はようやく週末の調査業務から解放され、好天にも恵まれた。矢も楯もたまらず、早起きしてさっさと洗濯を片付け、粗末な江戸時代型握り飯をつくって自転車で出発。

まずは、大堀川を目指す。桜並木で有名である。

ついてみると、おお、すごい。ちょうど桜が散り始めており、折からの風にあおられて文字通り桜吹雪である。たくさんの見物客の間を慎重に緩々と自転車を走らせる。

そのまま、手賀沼まで抜けて、南岸を一気に走って東端のあけぼの橋まで。ベンチで昼飯を食って、ここから手賀沼農免農道に沿っている今井の桜まで走る。いつもは手賀川を浅間橋まで走るが、今日は手賀沼湖畔霊園の脇を通り抜けるショートカットのルートである。丘を越える谷津道を降りると、目の前が今井の桜。

今井の桜2023年

用水路の両脇に桜がずっと植えられており、畑の中を桜色が一直線に続いている風景を眺めて自転車を走らせる。まるで夢の中のような風景である。

そのまま、大津川沿いまで走って南下する。

ここで、途中に逆井のカタクリがあることを思い出した。マップで見ると、遠くない。

いつもジョーンズさんのブログで拝見しているのだが、市街地にカタクリが群生している、全国的にも珍しいところである。カタクリは普通は深山の中にしか自生しないので、自転車で見に行けるようなものではない。ここが唯一の例外であろう。

マップとにらめっこしながら、どうにか、逆井のカタクリ群落にたどり着いた。

逆井のカタクリ2023年

見ると、、、お、あちこちに紫色の可憐な花が咲いている。間違いなくカタクリである。中学生のときに、生物部の顧問の教師に一度だけ連れて行ってもらったことがあるのだが、それ以来である。おおかた、45年ぶりの再会!感動である。いやあ、すごいものを見てしまった。

 

カタクリ群落からさらに南下して、途中で五香方面に進路を変えて(google mapの案内ですが、途中ですでに通れない道を案内されてうろうろしたが)そこから市川市内の国分川の桜並木を眺めて帰った。この桜並木もなかなか素晴らしかった。

走行距離78km。ナビでショートカットのルートを多用した結果。

 

あっちでもこっちでも桜を眺めて、真打のカタクリまで見参し、すっかり春を満喫。

充実したサイクリングとなった。

いつまでこんな遊びができるのかわからないけど、身体が動く限りは、自転車で季節を感じることをしたいと思う。放っておいても時間は容赦なく過ぎていくことがよくよくわかったので、過ぎていく季節を惜しむ気持ちが前よりも強くなった。

歳をとったということでしょうね。