今朝は朝から猛烈な風。通勤路で自転車が煽られるくらい。
どうも、天気予報によると、この風に例の大陸からの黄砂が乗ってくるらしい。
子供の頃、私が住んでいたのは西日本だったので、大陸に近い分、黄砂がすごかった。なにしろ、駐車中の車が真っ黄色になってしまうのだ。父がブツブツと文句を言いながら、愛車のシビックを洗っていたことを思い出す。
しかし、それは文字通り「黄色い砂」だったのである。
それが、近年の黄砂はあちらさんの経済発展に伴って「PM２．５」なる煤煙由来の化学物質が混入するようになり、ただの砂とは言っておられなくなった。
ところが、そこにコロナ。工場の操業率もがくんと落ち込んだので、PM２．５も減るということになった。コロナ中は息をひそめていたけれど、でもPM２．５被害が騒がれることはなかった。
今年も、実は大陸経済はいまだ低調で、脱コロナで回復基調という話になっているが実態は相変わらずなので、PM２．５も心配するほどではないだろうと思う。戦争もあって西側が物価高騰、それを抑えるための金利高で景気は抑制されている。そこに持ってきて、米国との仲がおかしいので輸出にブレーキ。理性的に考えれば、今の中共に米国と角突き合わせる利益は何もないのだが、国際政治が合理的にいかないことは、ウクライナで経験したばかりである。指導者というのは、愚行を簡単に行うのである。
たぶん、あと３年くらいはPM２．５を心配しなくても良いだろうか。石の上にも３年。それ以上の我慢は厳しい、という意味でもあるような気がします。。。
