Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

明日は天王山

親会社から4月に事業を継承して、それ以来、こちらの身の丈にあったサーバー構成に再構築する作業をずっと続けていたのだが、いよいよ明日が最終工程である。

インターネット回線移転という大技である。

明日を乗り切れば、あとは残材の撤去作業だけ。

 

ずっと作業を続けていると、アレも抜けてたコレもヤバいという状況が続出したのだが、とりあえず全てを解決して、顧客には迷惑をかけることなく、今まで乗り切ってきた。

明日の天王山をなんとかすれば、ようやく一段落ということだ。

 

天王山の語源は明智光秀公の山崎の戦いであると思うが、まさに「天下分け目」であった。

ここからは私の想像だが、中国大返しでヘトヘトに疲れ切った秀吉本軍は数は多いものの大したことはなく、むしろ地元の中川清秀を中心とする摂津勢が強かった。

それでも、光秀公にも勝ち目はあったように思うが、折からの悪天候で、明智自慢の鉄砲隊が機能しなかったと言われる。

光秀公といえば朝倉家に仕えていた頃は砲術家を名乗っていたほどで、明智鉄砲隊は織田家中でも有名であった。その鉄砲隊が使えなかったので、まさに天のいたずらとしか思えない。

肝心要のときに、思わぬトラブルのために大魚を逃がし、身を滅ぼす。おそろしいことである。

 

私の小さな仕事は、当然に光秀公の天下分け目に比べるべくもないわけですが、最後まで気を抜かず、天の加護があることを祈りたい気分である。