維新の会の鈴木宗男議員。
党に断り無くロシヤ訪問したというので、除籍処分も検討されているらしい。
日本の国としてはロシヤのウクライナ侵攻について制裁を課しているところでもあり、二元外交になるのではないかとか、侵略国家を利する行為ではないかという非難もある。わかりやすく言えば国賊である。
一方で、擁護する意見もある。
日本は言論の自由の国であって、仮に親ロシヤ的発言であっても発言する自由はあるわけだし、議員が他国に行って政府レベルではやりにくい話をするのはよくある話だ。
そもそも、戦争は最後は話し合いで終わるしかないので、その対話チャネルを確保しておくのは必要ではないか云々。
まあ、双方の意見それぞれにもっともな点はあると思うのだ。
ただし、である。
私が気に入らないのは、ムネオ議員がロシヤに行った際に「ロシヤの勝利を確信している」と発言したことである。
我が国の選良が、他国に言って幇間をするとは情けない。幇間=太鼓持ち。男芸者である。
だいたい、こやつは安倍政権時代に、安倍首相に北方領土返還について「経済支援をやれば返ってくる」と進言し、安倍さんはそれを信じてプー公にさんざん貢がされて、当たり前だが何も進展せず、単に支援を食われただけだったという結末があった。それどころか、支援の結果、北方領土にさらにロシヤ人の移民が増えて、余計に困難な状況をつくってしまったのである。やってることはスパイと同じであると思う。
大いに反省すべきだと思うのだ。
戦争について言うのであれば「この不幸な戦争がはやく終結することを希望する」と述べるのであれば大いに理解するが、ロシヤのご機嫌をとるとは。
これでは、ジャイアンにへつらうスネ夫ではないか。小物感まるだし。
言いたくないが、あえて言う。
火事場ドロボーの嘘つき国家をヨイショしてどうするんだ?ああん?
維新がこやつをどう処分するか、せいぜい観物だと思ってしまうのだ。