昨日の記事にした全銀協システム。
結局、2日間のダウンを経て、今朝ほどようやく復旧した。
現場のエンジニアの皆さんは、おそらく燃え尽きて今頃は真っ白な灰になっているはず。お疲れ様でした。
ことの経緯から見ての感想というか、直感だが。
とりあえず、落ちる前の状態に切り戻しただけなのではないかと思う。
なぜ落ちたのか?の追求と、根本的な解決はこれから、、、、なんじゃなかろうかと。
だって、あの状況で、一刻も早く復旧させなければいけない状態で、時間を要する原因追求と対応はやれなかったのではないかと思うからだ。
もし、できていたら、敬服に値する。自分だったら、もう何も考えずに、いったん切り戻しする。動かしてから、原因はゆっくり調査すればいい、と思うだろう。
で、なんとか復旧したあとで、クライアントに「このシステムを調査して、原因を特定した上で、再度、新バージョンに上げたいと思います」と言うと、たいがい「ふざけんな、もうこりごりだ、ばかやろう」と言われるのだ。で、どこかしら問題を抱えたシステムが「とりあえず動いているから」という理由で使われ続けて、やがて本当ににっちもさっちもいかなくなる。ここまでが、この業界のテンプレなのだ。。。
ま、ろくな経験をしてこなかった擦れっ枯らしの末端SEの感想であります。。。