Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

収穫の終わった果樹園めぐり

昨日は、朝から快晴。といっても風は冷たく、典型的な西高東低の気圧配置。しかし、あの猛暑を思えば、かえって安心するぐらいである。

 

膝の痛みも遠のいたので、自転車をこぎだす。しかし、また調子に乗ると危ないので、あまり負荷をかけないように、ギヤを軽くして無理せず走る。

 

いつもの通り、市川橋まで出て、国分川から八柱霊園を経由して、六実から北総線沿いの道を走る。そこで、ふと梨が食いたくなった。今年の梨は、猛暑のおかげで、ことのほか旨かった。シーズンも終わりだが、直売所に残っていたら買おうと思う。

このへんは果樹園だらけだが、桑納川へ向かう道が特に多かったと思い、西白井から南下して桑納川へ向かう道に入る。前回走ったときは、アンデルセン公園を抜ける道を走ったのだが、今回は大通りを避けて間道を走る道をナビでセットした。グーグルのルートを使ったのだが、とんでもない道ばかりを案内してくれる。

桑納川へ続く道2023年10月

ところどころ、未舗装で草だらけ、とても走れない上に、あちこち工事中である。仕方がないから、ナビを参考に迂回ばかりしていたら、ますますすごい道に入ってしまう。とても東京の隣とは思えない風景である。

しかし、次々と現れる果樹園はすべて収穫すみのもぬけの殻であり、たまに直売所で見かけるのはサツマイモばかり。

結局、桑納川から新川に入り、道の駅やちよでようやく梨を見つけて1個買った。

それをお土産に、自宅へ急ぐ。ぐずぐずしていると、日が暮れてしまう。慣れない道を夜間走行するのは嫌だ。

幸い、膝もなんとかなったので、日没前に余裕で自宅に帰着。距離は81kmだった。まあ普通である。

 

すかすかの果樹園を眺めながら走ると、なんだか寂しい。さらに、日が落ちるのを心配しながら走ると、なお寂しくなってしまう。

やっぱり、サイクリングは夏の趣味なんだろうなと思う。どんなに暑くて疲れても、長い夏の日の時間はたっぷりあって、まだ頑張ろうと思えるからだ。

秋の日を見ていると、嫌でも自分と重ね合わせてしまう。

豊かな実りでもあった人なら違うのでしょうがねえ(苦笑)