ここのところ、週末は母が上京したり荒天だったりして、ずっと自転車で走っていなかったので、今日は久しぶりに。とはいえ、膝の痛みがとり切れず、しつこく残っている。痛みが爆発するとまずいので、ペースを抑えて走ることにした。
小室公園の前に大きな銀杏の木が何本か並んであり、昨年、見事に黄金色の景色を堪能したのを覚えているので、さっそく現場へ向かう。市川から鎌ヶ谷を経由し、西白井から神崎川にはいって小室公園へ到着。しかし、銀杏の葉にまだ緑が残っていて、期待した風景になるのはもう少し日程が必要なようだった。今年はずっと暑かったからなあ。とりあえず持参した握りめしを食っていたら、ぽつぽつと雨粒が落ちてきた。さっさと帰路につくことに決定する。
帰りのルートだが、鎌ヶ谷まで戻って大粕川に沿って南下して、市川を縦断して行徳橋から江戸川に入る道を走ることにする。大粕川は今まで走ったことがない。
鎌ヶ谷の市役所前を抜けてから、ちょいと横道にはいり、大粕川に沿って走ると、見事な谷津の風景となった。
これが東京の隣とは思えない風景だ。大いに楽しむ。しかし、それも途中までだった。
行徳に下るために県道に入ったら、とんでもなく狭い道をクルマが埋め尽くして渋滞している。とても自転車では走れない。幸い、細いながら歩道があったので、歩道を辿ったが、快適とは程遠い行程となってしまった。千葉の県道は、だいたいこんな感じなので仕方がない。大粕川は魅力的なので、県道を経由しないで抜ける間道を探すことが必要なようだ。抜け道さがしも、サイクリングの楽しみである。
帰宅したら、雨はなくて、青空が見えている。どうも、都内では降らないで済んだらしい。おかげで、洗濯ものも布団も無事だった。
距離は63㎞。
愛猫のお出迎えを受けるとほっとする。
そんなに猫が好きなら、ずっと家にいればいいんだけど、やっぱり自転車に乗りたい。乗ると、早く帰って愛猫に会いたくなる。人間とは、まことに勝手な生き物ですなあ。