この週末は大寒波が襲来。この東京も、雪こそ降らないが猛烈な寒さであった。
なにしろ先週まで、昼間は暖かいくらいの陽気が続いたから、体感がさらに寒い。
これは人間だけでなく、猫様も同様のようで、愛猫が哀れな声で訴える。おお、そうか!とすっかり忘れていた暖房器具を取り出した。ホットカーペットである。
当然に一人で使用するなら、別に大面積である必要はないので、私の愛用するホットカーペットは1畳サイズである。
これを広げて、寝っ転がると実に気持ちが良いのだが、そこに一緒に猫が丸まって体をくっつけ合っていると、一人と一匹の幸福な空間ができあがるわけだ。
当然ながら、カーペットの電気代は正確に面積に比例するので、1畳のホットカーペットは電気代もすこぶるエコなのである。
そんなわけで、この週末はまったく何もせず、ほんとうに猫と一緒に昼寝するのに費やした。世間は師走であるが、なあに、放っておいても正月が来る。騒ぐな。
そうして、猫と一緒にカーペットに寝転がっていると、しょせん人間「立って半畳寝て一畳」だと実感する。
そういえば、禅僧に割り当てられるスペースも一畳だけだそうだが、、、あっちは、とても寒いようだ。ミニマルな生活の極地である。
一応、うちは先祖代々の曹洞宗なので、ほんらいは私もそっちを経験すべきなのだろうが、、、とても無理なので、勘弁してほしいと思ってしまうのだ。まこと、縁なき衆生ですなあ(苦笑)