昨年のクリスマス、赤羽の商店街で火事があったというニュースがあった。現住所に移るまで、10年以上を暮らした思い出の土地であり、気になっていた。
昨日、ひさしぶりに街をのぞいてみることにした。
荒川サイクリングロードはあいにくの向かい風で、思いペダルをあえぎあえぎ踏むことになる。こりゃだめだと、ギアをインナーに落として「戦わない」スタイルでひたすら進む。立浪監督だったら、即クビであろう。
そうして、お昼前には赤羽水門から駅方面に入ることができた。遅い。。。
駅前の一番街をうろうろしてみたが、どこにも火事のあとがない。もう復旧してしまったのだろうか。それにしても、あちこちで行列である。いつから、こんな昼飲みの聖地になってしまったのか。私も酒は好きだが、昼間から飲んで良いのは夜勤明けの人ぐらいだと思うので、そっちはパスする。
すずらん商店街も散策してみた。
新しい店が次々とできている一方で、昔あった店の多くがなくなっている。多くのチェーン店が生き残っているのが意外だが、そこは資本力であろうか。
思えば、引っ越して15年。
そう、もう「他人の街」になってしまったんだなあ、、、と実感することになった。
なんだか寂しくなってきたので、書店に寄ってさっさと帰宅することにした。
帰りは、追い風で快走。行きの半分くらいの時間で済んだ。貧脚にもほどがある(泣)
帰宅したら、思いのほか早い帰りに愛猫が大喜びしてくれた。まだ日が高いので、お気に入りのクッションを出して、日向ぼっこをさせてあげる。猫がいてくれるところが、すっかり自分の街になっているんだなあと感じたわけであった。