先日の日曜日のことである。
朝起きて、洗濯等のもろもろの家事を済ませて、さて出かけようと自転車のおいてあるガレージに行ったら、、、、あれれ、、、、!!!空気入れがなくなっている!!!
以前に、ここにロードバイクを置いていたら(本来は室内保管なのですが、ガレージの奥にちょいと一時置きした)あっという間に盗まれたことがありましたが、またもや!盗難被害というわけである。
それにしても空気入れとは、、、ふざけんなあ、である。
最近はロードバイクブームで、適当に買ってきた奴がフレンチバルブのタイヤでそこらの空気入れでは空気が入らないのに慌てて、いかにも個人の自転車工房ぽい拙宅のガレージに盗みにはいったものであろう。いまいましい。
まあ、かれこれ20年は使っていた代物で、あちこちにサビも出ていたので、時価1円(償却がどうみても終わっている)だろうから、被害届を出すのもなあ。
で、仕方なく、非常用の携帯ポンプで空気を入れて、そのまま自転車で走り出したのである。ムカムカしながら、いつもの原木インターで湾岸道路に沿って走り出して気がついた。怒りのあまり、財布をもってくるのを忘れたのである。
そうなると、自販機やコンビニが使えない。幸い、600ミリのボトルは持っていたので、これで持たせればいいやと考えて、いつもの花見川ー新川ー神崎川を回って帰ろうと考えた。しかし、この考えは甘かったのである。
湾岸道路、花見川は木陰があって涼しかったのだが、新川に入ってからは照りつける太陽が厳しい。神崎川に入ってから、全然足が回らなくなった。
小室公園で休憩して、ボトルの水を飲みきってしまい、公園の水道で水を補給してから走り出したのだが、そこから異常が発生。とにかく汗がとまらなくなって、あえぎあえぎ、よろめきつつ走るような事態に陥った。腰が猛烈に痛む。
昨年のコロナ明けのサイクリングを思い出すが、つまり、身体が動かなくなっているため、サドルの上にどっかり腰を落してしまう。スポーツ車はママチャリとは違うから、そんな座り方をしていたら、たちまち腰にダメージが蓄積するのである。
耐えきれず、途中の公園で木陰を探してはベンチで休むを繰り返して、ようよう帰宅した。
思えば、盗難被害に怒りのあまり、我を忘れて無定見に走り出したのがいけなかったのである。
家に帰ってから、クーラーに扇風機をかけて、涼しくしながらずっと休んだ。その間に氷菓を食ったり麦茶を飲んだりしたが、しばらくは、いくら飲んでも喉の乾きは収まらないのだ。ひと晩中、そうやって過ごしてやっと復活した次第。
愛猫がかたわらで心配してずっと付き添ってくれたのはありがたかった。
先々週、先週は連続して河原子街道の旧道を走って、100キロコースは平気だと思っていた。が、旧道は半分森の中で涼しいのだ。照りつける太陽の下での80キロはむしろ地獄で、しかも補給もおぼつかないのは最悪であった。
これに懲りて、真夏のサイクリングは慎重にコースを考えることにしようと決めた次第である。とにかく、冷静さを欠いた行動はいけませんねえ。