Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

CDプレーヤのピックアップを交換する

愛用のCDプレーヤが、最近しばしば音飛びをするようになった。もともと、ヤフオクで捨て値で売っていたsonyのCDP-A39なる機種のコンパクトなことが気に入り、落札して自分でピックアップの出力を適当に調整して、読み込みできるようにして使っていたのである。有体にいえば、経年劣化でおんぼろになったレーザー出力をむりやりに上げて酷使していたわけである。とうとうダメになったのだろう。

 

さて、そういうことなら話は簡単。このピックアップなる部品を交換してしまえばよいのだ。調べてみると、こいつのピックアップはKSS-213Bという型番である。ならば、そいつを調達、、、と思ったが、それは簡単ではなかった。なにしろ、今をさかのぼること30年前のシロモノ。すでに、とっくに当該部品は生産中止で、在庫を探すと4000円もする。おんぼろCDプレーヤー本体よりも高い部品を買うのもなあ(苦笑)

さらに調べると、後継のKSS-213Cなる部品と互換性があるようだ。こいつは、コストダウン版である。で、さらに、これは大量に安物CDプレーヤやらCDコンポに使われたようで、中華の互換部品が格安で出ている。見逃すわけはなく、それを買った(苦笑)

だって、PCのROMドライブなんて、ほとんど中華だし。中華だから、CD-ROMが読めません、なんて話は聞かない。バイナリデータが同じなら、音は同じ。当たり前だ。あやしいヤフオクの中華人からゲット、1200円なり。

CDピックアップ交換2024年1月

さっそくCDプレーヤをばらして、ピックアップを交換する。ピックアップは、事前に静電気よけのジャンパピンを半田ゴテでとかして解除しておく。CD回転部の天板を外して、ピックアップを取り出す。金属の棒が通っていて、そこを移動する構造なので、金属棒を引っこ抜いて、ピックアップを交換してはめなおすのが少々コツがいる。

1時間ほどで作業は終了。

音飛びが激しかったバーンスタイン指揮NYフィルのマーラーを鳴らすと、ちゃんと完走した。よしよし。音質は、とくに変わらないように思った。当たり前か。

 

こういう作業も、実は結構楽しいと思うほうで、たぶん好きなのである。まだ目と手が動くのがありがたい。こういうことを楽しめるのであれば、このまま老後も(すでに老後か?)さほどお金を使わないで楽しめるかな、と思う。老後は必然的に貧乏暮らしになると思いますが、いくらでも楽しみ方はあると思っております。。。