先日は、親しい猫のアンくんをなくして、大変悲しい思いをした。
そこで愛猫のことが気になり、ひさしぶりにかかりつけの獣医さんに行ってきた。
うちの愛猫はひどく医者嫌いであり、キャリーバッグを見ただけで逃げる。賢いので、キャリーバッグに入れられると、おそろしい目に遭うことを理解しているのである。動物も知恵があるのであり、ことに老猫ともなれば、過去の経験でたいがいのことは分かっている。非常にやりにくい。
さんざん苦労して動物病院に連れていき、きっちり健康診断をしてもらう。1年前よりも体重は減少、、、年齢ゆえ、仕方がないか。。。
目を見張ったのが血液検査の結果で、すべて良好。猫の弱点の腎臓もピカピカ、肝臓も白血球も赤血球もすべて異常なし。獣医いわく「これが14歳。もうじき15歳とは、とても思えません」とのこと。うちの愛猫は、かなりの長寿を期待してもよさそうである。大いに安心した。
最近つくづくと思うのだが、うちの猫というものは、何もしなくても良いのである。家に帰って、ただそこに居る、それだけで安心するのだ。いてくれるだけでいい。
ただ、我が家の愛猫は、毎日私が帰宅するたびに、とことこと玄関にやってきて、お出迎えをしてくれる。とてもありがたい。
おかげで、途中の寄り道をして一杯、、、というのは大いに減った。以前は、毎日(本当だ!)やっていたのである。
よく「猫を飼うと、お金がかかるでしょう」と言われる。世間はそうなのだろう。しかし。私に関して言えば、おおいに出費が減った(笑)精神面ならず、金銭面までも、貢献してくれていることになるのだ。
ますます長生きをしてもらわねばならん、と決意を新たにしたのだった。