春の雪、というと三島由紀夫みたいですが、都内でもうっすらと積雪。しかし、朝にはやんだ模様です。
路面にはほとんど雪が残っていないくらいで、足元は普通に歩けるくらい。ま、風情があるといえばあるかな。
春の雪で思い出したのですが。私は三島由紀夫の「豊饒の海」を読んでいないんです。三島の最後の小説ですし、いつかは、、、と思っていたのですが、結局そのまま。で、本棚にずっとたなざらしになっており、いつしか紙が黄色になっている。ブックオフに持っていくと「処分します」と言われるやつですね(苦笑)
ミステリやSF,その他のエッセイ等々、まあなんでも読むほうではあるんですが、純文学というのは、どうにも食指が伸びない。読めないわけじゃないのですが、今一つ、面白くないというか。純文学的なセンスというか、なんかの回路が自分にないためであろうと思っております。
「何を面白いと思うか」の違いでしょうなあ。ま、一言でいえば雑な人間ですからね。
しかし、いよいよ還暦で、読書生活もあと何年かと思うと、、、そろそろ、読んでおくべきなのかなあ。
「読まずにきた名作」を片付けていくべきなんだろうな、、、と思い始めております。。。