いつもながらというか、「景況調査」というアンケートがやってきて、一応回答しておいた。
うちのような、零細（ほぼ個人事業というか）システム管理屋を調査して何になるのか？そもそも、うちはちょっと、世間の景況というものを反映していないのではないだろうか？と思うのだが。
しかし、そのたびに思い出すことがある。
かつて、コンサル会社に在籍していた頃。
営業活動かたがた、よく経営者インタビューというのをやった。そのとき、どこの会社の社長さんも、こう言ったものだ。
「ちょっと、うちは特殊だから」
仲間内では「うちは特殊、というやつはフツー」といって笑っていたものだ。「うちはフツーです」という経営者なんか、見たことがないぐらいだ。
つまり、とりあえず「業」として成立している背景には、何かしらの事情というか、地位というか、まあ、ナニカがあるのだ。それで会社が成り立っているので、経営者は「うちは特殊」だという。しかし、その「特殊」がないと、会社はそもそも食っていけない。つまり、特殊はフツーなのである。
つまりだ。
当社のごとき、零細にもほどがあるぜシステム会社であって、景況もくそも発注主の事情でとにかくシステムを延命させているという背景があって、なんとなく成り立ってしまっている事業であっても、それでもアンケート調査というフィルタにかかってしまえば、多くの「特殊」＝「フツー」のなかの一つに過ぎないわけだ。。。
で、何が言いたいかというと。
このアンケートって、結構めんどくさいんだよね。。。ま、うちなんかじゃ、参考にならないじゃん、というのはとりあえず飲み込むとしてもさ、、、というだけの話なんだなあ、これが（苦笑）
