Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

ついに花粉症なのかもしれない

3日前の夜のことである。寝ようと思って床に入ったのだが、妙に右の鼻の奥がムズムズする。なんどか、鼻をかんでみたが、改善しない。そのうち、水のような鼻水が次々に出てきて、ひどい有様になった。仕方なく、片方の鼻の穴にティッシュペーパーを詰め込んで寝る事態になった。

 

さて、翌日である。どうも、改善しないのである。事務所でも、相変わらず右の鼻の奥がムズムズして、大きなくしゃみばかりしている。

大学時代のメーリングリストで相談したら、後輩が言うには、それは花粉症である、と。

いや、それはおかしいだろ、と私は思った。だって、私は地方出身者で、かなりの田舎育ちなのだ。子供のころは近所の山で遊んで、杉の木を揺らしてまっ黄色の花粉がとぶのを笑ってみていたのである。その私が花粉症?だいたい、2年前に、鼻炎のレーザー治療をやったときに、アレルギーチェックはした。いずれも陰性だったではないか。

しかし、彼は言う。アレルギーというのは、ある日突然なるのだ、と。それは、例えればコップの水のようなもので、長年のうちに、目に見えないコップの中にアレルギーがたまり続けるのだ、と。そして、ある日、ついに満杯になって水があふれるのだ。それで発症するのだという。彼は経験者なのだ。

 

思わず、ゴクリとつばを飲み込んだ私である。そういうことなのか。ついにオレのコップがいっぱいになってしまったのか。どうしようか?

 

そこで、鼻炎のベテランの私は、いつもの対策を実行した。綿棒にたっぷりとヴェポラッブをつけて、問題の右の鼻の中へ、奥までべったりと塗りつけてやったのである。

効果は劇的であった。鼻水がぴたりと止まり、安眠できたのである。

朝起きた時、そして寝る前。このヴェポラッブ作戦を行うことで、どうにか日常生活は送れるようだ。

もっとも、効果は限定的なので、効き目が切れたらそれまでである。

 

さて、私は本当に花粉症を発症してしまったのだろうか。耳鼻科に行って調べてもらえば判明するわけだけど、なんとなく真実をまだ知りたくない気持ちもあるのだなあ。