Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

ランス・ヤナギダテ

表参道でよく取り上げられるフレンチの店である。
何度か、ここも食べに通った。

場所は表参道のちょっと奥まった一軒家であるから、偶然お客が迷いこんでくるケースはないのじゃないか?とっいっても、お客さんの入りは悪くなく、いつも結構繁盛している。
高級感はそこそこで、薄暗いけど、ムードのある照明ではある。
グラスはリーデル、ナイフ・フォークもクリストフで、まず文句がない。

メニューは、前菜+メインと前菜+魚+メインのプリフィクス、さらにシェフお任せの3コース。
いつも前菜+魚+メインをいただく。
実は、結構しっかりした料理で、これだと男性の私でもお腹いっぱい。女性だと厳しいようだ。
しかし、なぜかデザートまで完食できる(笑)

まず、アミューズで、リゾットの上にトコブシを焼いたものが乗せられてやってくる。これは定番。
かなり期待を持たせる。うまい演出である。
前菜では、温泉卵とオマールエビジュレスペシャリテ。とにかくうまさが凝縮されている。
ただ、量も相当あり、最後は飽きる?!温泉卵をくずしながら、味に変化をつけて食べると良いみたい。
前菜は、かなり手の込んだもの。
よって、最初のお料理が出るまで時間がかかるけど、そこはシャンパンを飲みながら、ゆっくり談笑して待つ。つまり、そういうお店なのだ。
魚は当日、入荷したもので変わるから、お店の人に聞く。メニュー外で出来るものも教えてもらえる。
魚も、かなり力強い味付けででてくる。私のときはタイのポワレだったが、濃いめの味でシャンパンが進む。酒のつまみに最高(^_^;)

メインが出る頃には、だいぶいい感じになっているが。
冬なら鴨やジビエがある。シーズン通じては牛、子豚(2名から)羊、鳩だったか。
何を選んでも味付けは濃いめだと思う。
しかし、なぜか食べてしまう。量がかなりあるので、パンはほとんど食べられない。
バターもエシレだし、パン自体もうまいけど、もうムリだぁ。。。

最後にデザート。なぜか、デザートまでしっかりした味(笑)
季節のフルーツの赤ワイン煮アイスクリーム添え、みたいな。

この「ランス」は、フランスの有名なシャンパン産地らしい。シャンパンの品揃えは見たこともないやつが大量に並んでいる。というか、私なんぞモエ、ポメリー、ヴーヴクリコしか知ないけど(T.T)
メートルさんに聞いて、alfredを飲んでみたら、大変うまかった。
ただ、これを全部飲もうと思ったら、予算が問題だな~(笑)

お料理はビストロ風の力強いものが印象的だけど、前菜は繊細で印象的なものが多い。
シャンパンを飲みながら料理を楽しむ、という店じゃないかな?

表参道には、実はフレンチの良店が多いけど。
ここは、悪くない店だと思う。
もちろん、デートに使うのも大変良い、、、です。