Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

災害と自転車

先日の日曜日の午後。「ぐらぐらっ」ときたので、思わず玄関先の自転車のところに行く。
そんなに自転車が大事、というわけではない(笑)

実は、災害に、自転車は極めて強いからである。
揺れがひどいとき、机の下にもぐり込むのはかえって危険で(建物倒壊したら助からないし、机自体が鈍器になる場合もあるようだ)やはり、外に脱出するほうが良いらしい。
ただし、ガラスの雨が降っているうちはダメだが。
まず、脱出経路の確保、なんである。

地震のとき、まず交通網は寸断される。
自動車は渋滞で動けなくなるし、電車は止まる。復旧が遅れれば、自給能力を持たない都市は弱い。飲料水や食料にも困ることになる。ひどいときはガソリンも入手困難になろう。

首都圏で、今年も震度5があったが、土曜日の午後であるにもかかわらず、たちまち道路は渋滞になり、多くの人が外出先から自宅まで徒歩で歩いた。「震災マップ」が売れているわけである。
そのとき、自転車通勤組は、なんら問題なく、いつものように帰宅したわけだ。

自転車に慣れていれば、クルマの入らない河川敷などを利用しつつ、1日100km移動するのは普通だ。
つまり、被災地からの脱出には、これほど確実でスピーディな手段はない。
ぐらぐらっときたときに、自転車を押さえにいくのは、大震災だったときに、一緒に脱出して愛車ともども生き残るためなんである。

ついでに。
実は、都市部の公園には、意外に果樹が植えられているのをご存じだろうか?
今は、秋グミがよくなっている。夏グミよりも酸っぱくなくておいしい。非常食にするには不足だろうが、それでも知っておけば、役にたつかもしれない。。。なんてねぇ。
自転車乗りの中でも、ランドナー乗りは、自然を味わうのが目的だから、そういうところは休憩するたびにチェックしておくわけなんだが。
弱点は、近所の公園に疎いことだな(^^;)ママチャリで、近所も回ってみるか。

中年オヤジで小心者、それが私である(^^;)
実は、私の出身地は、ほとんど地震がないので、いまだに地震は怖くて仕方がないのだ。どうしても、慣れないのである。

だけど、災害に強い自転車、ちょいと見直してみたらどうだろうか。ホントに役に立つときが来ちゃ困るんだけどねぇ。