Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

不思議な夫婦

我が両親である。
今回帰省して、つくづくと。

父は、私の受験時に「試験に出るから」と言って朝日新聞を購読。で、受験が終わった途端「ふざけんな!」とたちまち解約した、筋金入りのガンコ爺である。
息子のために朝日と契約したのは、いまだに無念らしい(苦笑)。
靖国には「とっとと行け!毎日行け!!」ぐらいなもんである。

母は、社会党左派で、生協活動大好き人間。
もちろん靖国参拝反対派。
私が安倍晋三支持だというと「保守反動」よばわりするのである。
おいおい、あんたの父親は(私の爺さん)傷痍軍人じゃないか、その兄弟は靖国に祀られているじゃないか、と思うのだが。
で、ついでに「14人のA級戦犯問題のために参拝しないのは、死んでからもエライ人を不当に大きく扱うという意味で、よほど反動思想である」と反論したら「屁理屈」だと言われた。
本望である(笑)


で、かように政治信条のまったく異なる二人が、何故よりによって夫婦なのであるか?!
「おかしいじゃないか」と異議申し立てをしたら。
「何をぬかす。私たちが結婚しなかったら、オマエごときは存在せん。つべこべいう資格はない」と二人揃って逆襲された。
たしかに。。。ぐうの音も出ぬわけであるよ。

げに、夫婦の不思議さよ。
私には、まったく理解不能である。
「そんなことをぐちゃぐちゃ言っているから、あんたは結婚できないのさ」だってさ。

ちぇ。
理不尽である。まったく理解不能である。いい迷惑である。なんでこうなるのか。
声を大にして、この夫婦のいい加減さを指弾したい、、、とは思うが、よくよく考えれば「エーカゲンさ」だけはしっかり遺伝したことに気付いた次第であった。。。無念じゃ。