Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

産ませられない機械(笑)

あの「産む機械」発言は、やっぱりまずかった。いや、ものの喩えとしてはあり得る表現なのだろうと思うのだけど(産業人的な表現として)市井の私らごときの人間なら問題ないのであるけど、やっぱり厚労大臣となるとなぁ。うむむ、である。

しかし、私はここで、いきなり腰が砕ける議論を展開するんである。
すなわち、子どもというものは、しょせん女性の単独作業ではできぬはずのものであって、もしも女性を「産む機械」と表現するならば、男性は「産ませる機械」となるのではないか?ということなのである。
ははあ。
それでこそ、男女平等というものであるのは、言うまでもないことであるぞ。

しからば、である。
私は、今まで独身であって、かつ「独身のまま子どもだけは産ませる」という壮挙もなしえていないわけである。すると「産ませる機械」としては、はなはだ不良品であるということになる。
しかも、である。
このまま推移するならば「耐用年数」が経過してしまうことも想像に難くない。

いや、そればかりではないぞよ。
私の実家を見てみるのに、母親というものは地域に根を下ろして、しっかり近所づきあいだの趣味の集まりだの、ちゃんとやっている。それにひきかえ、父親は、仕事で引退すると、もうどうしようもない。
世に「産業廃棄物」と言われるが、それもムリからぬと思ってしまう。だって、仕事だけやってきた人間が、その仕事ができなくなれば、趣味もなく、交友も疎遠になり、家事もできない。産業廃棄物よばわりは避けがたい運命ということになる。
女性は、年取っても「産業廃棄物」とは呼ばれない。その違いは誠に明かなことであるぞよ。

つまり、私はこのままでは「不良品」で「耐用年数経過」したのちは見事「産廃」となる末路が見えているのである!くくく。。。情けなくて泣けてくるぞい。

で、厚労大臣には、少子化問題も結構だけど、そんなもん現代社会の宿命でどうせ解決しっこないので、そんなことに無駄金を使うのをやめて、ただちに「もてない男対策」をとっていただきたい、と強く思うのであった。。。

我田引水。失礼しました。