福田氏の戦略は明快だ。
年金問題、福祉、対北朝鮮、テロ特措法、政治と金、、、すべて民主党と同じ。つまり「争点消し」である。これでは、民主党も、仮に解散総選挙をするとして、何を争点にすればいいか分からない。
年金問題、福祉、対北朝鮮、テロ特措法、政治と金、、、すべて民主党と同じ。つまり「争点消し」である。これでは、民主党も、仮に解散総選挙をするとして、何を争点にすればいいか分からない。
「自民でも民主でも、どっちでも変わらないや」ということになれば、「まあ実績があるぶん安心かな」と自民に傾く。もっと失望した層は、あきれて棄権。かくて自民大勝利。。。
政治に理想を求めるなんて、たしかに小泉改革以前の昔はなかったことだ。そういう意味では、確かに福田氏は、自民党の伝統に忠実なのであろう。
思い出していただきたい。「国民の生活が第一」これは、つまり「理想よりも現実」だという主張なのだから。ほらね。
思い出していただきたい。「国民の生活が第一」これは、つまり「理想よりも現実」だという主張なのだから。ほらね。
あと何年かした後に、ひょっとしたら、多くの日本人が安倍信三の名を、ある種の懐かしさをもって思い出すことになるかもしれない。だけど、そのときはもう手遅れなんだろうなぁ。「バランス」をとればどうにかなった時代は、よき時代であったことだね。
そういうことになるんじゃないか、と思っている。