Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

それをいっちゃあ、はないよ

「辞めます」は「辞めるの、やっぱり辞めます」というハラホレヒレハレな展開になりました。
呆れて飲む酒はききますなぁ。

にしても思うんですが、小沢さんの
「だって、このままじゃ選挙に勝てないじゃん(超訳)」
は、実に正しい発言だったと思うなあ。

もちろん、選挙区に立てる候補者がいない、なんて理由もある。
無理矢理出すと、またぶってぶって姫みたいなのになっちゃうし(笑)

一方で、落選してから必死に銀座のクラブで、他のセンセイに酒をおごりまくって公認取り付けようとするた○と○氏みたいなのもいるしね。一人座って7万円の勘定の資金源はどこか?なんて野暮なことは詮索しないけどさ。今はセンセイじゃないんだから(笑)

小沢氏は阿呆ではないので、前回の参院選勝利がマスコミの異常な(と言うべきだと思う)安倍タタキによってもたらされたものだ、実力じゃないということをちゃあんと知っているのだ。
つまり、次の衆院選で勝とうと思ったら、異常な福田タタキをしてもらうほかない。けど、マスコミに「やる気ナシ」と言われたので、別の手を考えることになったのだねえ。
ほら、理屈はちゃんと通っている。

わからないのは、民主党議員のなかに「党首自ら勝てない、と言ってるようじゃいかん」という批判があることだ。
大東亜戦争のことを思え。「米英の兵隊なんぞ、みんな臆病だから、無敵皇軍がいけばろくに戦わず退却するのだ」という話が役に立ったのかね?
「石油がなきゃ勝てない」「食料もない、どうするんですか」と正直に言う人間をダメ呼ばわりして、国全部がダメになった。戦いの前に、勝てる算段を一所懸命にすべきなので、それをくだらん精神論で退けるのは愚の骨頂である。
民主党、そんなことだから危なくて仕方がないのだ、って余計なお世話か(苦笑)。
言いたいことも言えぬでは、民主主義の名が泣くと思うが。

それにしても。
こういっちゃなんだが、たかが野党の党首の辞意表明で、ずいぶんマスコミの「客観報道」が目立つことよ(苦笑)。現職総理には「辞めろ」の大合唱でてんとして恥じず、野党党首には「優しい視線」かねえ。ふ~~ん。
この対比、見事なモノであるよ。

こんなの、「安倍無理矢理退陣」が生んだ政治空白の一つ、じゃないか。いまさら騒ぐ事じゃあるまい、などと思うわけで。

ううむ。。。たしかにこの有様じゃ、国際貢献どころの騒ぎじゃないってことは、よ~く理解できたわけだ(笑)この様子じゃ、法案は「カネを出す」話以外は、一つもまとまらんでしょう。もちろん、薬害の被害者は救わなきゃならんのですよ。当然。だけどね。出すだけは良い顔でできるもんね、与党も野党もさ。それで手柄顔。
「○○予算を実現しました」という大本営発表は、公明党共産党がよく使う手なんだけど、なんで「良いこと」に反対するのか?といえば、そりゃ予算の都合しかないわけだ。
誰だってカネが無限にあれば、無限にいい人になれるでしょうが(笑)それをいっちゃあおしめえよ、ということかな。でもさ、そこで言うから偉い人じゃないのかと?
市井の一奇人である私が言うのは筋違いかもしれないが(苦笑)

まあ、ホントにどうでもいい話なんでありますけどね。