実は、これで痛い目にあってしまったのがスーパーマーケットです。なんしろ、1年で一番売れる日なのにお客さんはガラガラ。しかも、末日なのに。つまり、現金で商売しているスーパーにとって、月末の最後の日に売れない(しかも不良在庫がたくさん!)とは、踏んだり蹴ったりもいいところ、なんですねえ。
ところで。
ついでに言えば、最近のスーパーといえば「元旦営業」だとか「2日から営業」なんてお店もたくさんあります。
すると「大晦日に売れなかった分、元旦に売れるんじゃないの?」などと考えるわけですが、、、実際は、やっぱり売れません。
ついでに言えば、最近のスーパーといえば「元旦営業」だとか「2日から営業」なんてお店もたくさんあります。
すると「大晦日に売れなかった分、元旦に売れるんじゃないの?」などと考えるわけですが、、、実際は、やっぱり売れません。
もちろん、今年の元旦は、やっぱり日本海側では雪だったのですが、何もそれだけが原因ではありません。つまり「大晦日の売り上げは、大晦日だけのもの」なんです。他の日に引っ越しすることはないんです。
ですから、大晦日に売り逃がしたところは、それだけ売り上げが減ります。シンプルな事実です。
ですから、大晦日に売り逃がしたところは、それだけ売り上げが減ります。シンプルな事実です。
こういうのを「機会ロス」と言います。
機会は、「そのときだけ」のもの、なんです。「他日を期して」は、他の世界にはあるのかもしれませんが、現金商売の世界にはない。非情なものですねえ。
さて、今年はのっけから株安で、いろいろな解説がされています。円高の影響だとか、構造改革の遅れだとか。まあ、説明は、いくらでもつけられるわけです。
しかし、他の国の株価はさほど下げていない(サブプライムのアメリカでさえも!)なのに、日本市場が「一人負け」なのは、基本的に「機会を逃した」からでしょう。
しかし、他の国の株価はさほど下げていない(サブプライムのアメリカでさえも!)なのに、日本市場が「一人負け」なのは、基本的に「機会を逃した」からでしょう。
決して、政治のことばかりではないんですが。日本人一人一人の問題でしょうねえ。
私も、「結婚できない男」で、機会ロスばかりの人生なので、偉そうなことは言えないので、やめておきますが(苦笑)けれども、日本が逃した「機会」とは何か、それに気づくことが、今は大事なことなんじゃないか、と思っています。
マスコミの尻馬に乗って、ああだこうだと言っていても、何もわからないと思うのです。
マスコミの尻馬に乗って、ああだこうだと言っていても、何もわからないと思うのです。
まだ機会は残されていると思いますが。。。