だいたい、護衛艦はレーダーにしても最新鋭のものを積んでおり、もっとも訓練された操艦技術ももっている。だから、このような事故が起こってはならないはずのものである。
にもかかわらず、かかる事故を引き起こしたことで、国民の「海の守り」に対する信頼を失墜させた。この失点は大きい。
ハッキリ言うが、もともと自衛力に関して否定的な見解をお持ちの方もいらっしゃるわけで、そういう方は「ほれ見たことか」というだけの話であろうと思う。
そうではなくて、ちゃんと海自を評価し、期待していた国民に落胆させることになった。この失点は大きいと思うのである。
ハッキリ言うが、もともと自衛力に関して否定的な見解をお持ちの方もいらっしゃるわけで、そういう方は「ほれ見たことか」というだけの話であろうと思う。
そうではなくて、ちゃんと海自を評価し、期待していた国民に落胆させることになった。この失点は大きいと思うのである。
海幕長は更迭となった。当然すぎる措置である。
被害漁民のご家族は、防衛大臣の辞任に関して「まずは事故対応をきちんとして」と話しておられるらしい。まことにもっともなお話である。しかし、ご心中いかばかりであろうかと思う。
事故の原因究明と再発防止の指揮を、防衛大臣はきちんととらねばならぬ。
事故の原因究明と再発防止の指揮を、防衛大臣はきちんととらねばならぬ。
その上で。
まずは、このような場合に、言い訳をするものではない。落ち着けば、辞任は避けられないはずのものだ。
上に立つ者の「覚悟」だろうと思う。
海自に対する信頼を損なわぬように、間違わぬようにお願いしたい、と思うばかりである。
まずは、このような場合に、言い訳をするものではない。落ち着けば、辞任は避けられないはずのものだ。
上に立つ者の「覚悟」だろうと思う。
海自に対する信頼を損なわぬように、間違わぬようにお願いしたい、と思うばかりである。