八百長

さいきん、相撲のほうは八百長問題でもちきり、のようです。
おかげで初めて知ったのですが、そもそも「八百長」とは、八百屋の長さんが、相撲部屋の親方にわざと将棋を負けて「ごっちゃん」になっていたことから、だそうで。つまり「八百長」も相撲の伝統である、というヘンテコな「八百長擁護論」もあるようです（笑）
考え方によっては、みんな８勝７敗で、番付転落を防ぎつつ怪我を減らし、現役生活を長くするという「ワークシェアリング」だとか「互助活動」だとか「労働者の権利保護のためのサボタージュ活動」だとか、考えられないことではありません。闇雲な競争原理が、必ずしも全体の利益とならないケースがあるのは周知の通りでありまして（笑）

しかしながら。
マルチ業者から金をもらって国会質問とは、、、こりゃ「八百長」でも、段違いにイカンのでありますまいか。有権者は分け前をもらっておらんぞ。あ、論点が違うか（苦笑）
まして野田氏は、消費者庁のトップであります。かなり、よろしくないですなあ。こんにゃくゼリーどころじゃないのでは。
と思ったら、民主党議員にも、マルチ業者から献金を受けた人が出てきたようで、、、なにやら暴露合戦の様相。。。なんだかねえ。。。

いうまでもありませんが、業者は政治的信念で金を出すのではなく、それだけの「費用対効果」が見込まれるから出す、のであります。。。

思うに、国会議員が八百長質問をしているようでは、相撲がどうのこうの、まったく言えた義理ではない、ということでしょうなあ。
まあ、日本の政府も、小御所会議の時から賄賂で話が決まってきたので、、、いやいや、それをいうなら田沼意次はどうなる、側用人柳沢はどうなる、幕府も一緒じゃ、などと、どうにも政治家と金というのは、切っても切れないようですし。。。

ならばいっそ、八百長を公認し、しかるべく「八百長税」を取り立てる。所轄官庁「八百庁」をつくるのはどうだ？！その長官はどうなるか？もちろん、八百長で選ぶ、のであります。。。（笑）

こりゃだめだな。。。