Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

怒られて良しと

この少年は「冒険」のおかげで、周囲から大目玉をくっていることであろう。
拳固の一発二発は当然かもしれん。甘受するしかあるまい。

けど、こういう「無鉄砲」のおかげで、世の中が進歩してきたのも事実なのである。
たとえば。。。
女に振られるのが怖くて告白しないと、もちろん失恋もないわけだな。
しかしながら、失恋がなくて、だから良い人生だと言えるだろうか?

人生、失敗だって貴重な糧なのである。

よく「はじめの失敗は仕方がないが、同じ失敗を繰り返すのは馬鹿」だと言う。
しかし、卑近なたとえで恐縮であるが、1回女に振られたからもう恋愛しません、よって2回めの「失敗」はありません、と言ったら、それは立派かね?(笑)

どうも、最近見ていると、他人に対してやたら「正しい」ことを強要する人物が増えた。
「お前はこれが間違っている、こっちが正しい、間違ったことを主張するからお前は馬鹿である」というスタンスだ。
私は、これに疑問をもつ。

いつから、人間は、正しいことをしたり、正しいことを言わなきゃ「いけなく」なったんですか?
間違ったことを言う自由はないんですか?

そもそも。
「正しい」とされていることを主張するのに「自由」は必要ないであろう。
「間違いかもしれない」ことでも言って良いのが、そもそも「自由」の価値であるぞ。

いろいろな事件が多いが、私は、とにかく世相の「心の狭さ」だけは、ちょっと気になって仕方がないんだけどな。