Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

犬以下か

野田総理は、なにがなんでも消費税の増税に踏み込むつもりと見える。
選挙で大敗したが、消費税導入で名を残した竹下元首相にあやかるつもりであろうか?前首相の菅氏もそうだが、与党も政権が長くないことを知っているのか、やたら「歴史に名を残す」ことに執着するものだなあ。おかげで、国民は大迷惑である。

そもそも、先の参院選を思い出してみよう。
菅総理が「消費税10%」を公約して戦い、与党は大惨敗を喫したはずである。
にもかかわらず、菅総理は辞任せず、世論の大批判を浴びた。
かつて「直近の民意に従え」といって、自民党に解散を迫ったのは、いったいどの党であったろうか?
ならば、話は簡単である。直近の民意は既に明らかになっている。

私が犬を飼っていたころの話である。
母が洗濯物を庭で干しており、犬はその下で遊んでいた。
そこに一陣の風が吹いて洗濯物があおられ、物干しさおが落下。見事、犬の頭を直撃した。
わが愛犬はよほど痛かったとみえて、きゃんきゃん鳴いて犬小屋に非難したものである。
以後、愛犬は、庭で遊んでいても、母が洗濯物を干していると、必ず犬小屋に非難するようになった。

犬ですら、痛い思いをすれば、そこから学ぶ。

先の参院選を、すでに与党は忘れたものであろうか。
ならば、犬以下であろう。

どじょうは、犬よりも、忘れっぽい生き物であるとみえるねえ。