Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

今年の先行きは

ようやく本日から平常運転。
で、さっそく去年から越年交渉となっていた客先へ行く。
新年の冒頭から、かなりストロングな値引き交渉(泣)
まあ、しかし、中小企業はまだまだこんなもんですわねえ。
まして、こちとら零細ですし(苦笑)。

それはそれとして。
ふと、思ったのだが、今年の我が国はどうなるんだろう?
どうも、あまり良い話を思いつかないのが正直なところである。

去年の年末は「2014は爆騰しかない!」なんて怪気炎をあげていた評論家さんもいたようだが(実際、そんな人に会ったし)いきなり年初から米国株式市場は軟調
よって、EUも相変わらずダメダメでしょ。
中共も、景気の落ち込みを隠すことはできない状況になってきている。おまけに政府債務がひどいし。
となると、日本だけが一人勝ち、なんて話にはなりそうもない気がする。

それでなくても、今年は消費税が上がるわけで。
物価はようやくデフレから脱却というが、はっきり言って円安に振れたために、日常品が値上げしてきただけの話ではないかな。賃金の上昇には、まだまだ程遠い気がする。
となると、消費税上げを吸収できずに、4月から増税分を差し引くと、再びデフレに逆戻り、景気ふたたび奈落の底へ、なんて話も充分ありそうな予感がする。

昨年は、アベノミクスの掛け声で、なんとなく上昇基調でやってこれたけど、すでに為替相場的には限界じゃないか、と思う。これ以上の円安は、マイナスも大きいのではないか、と。
で、成長戦略は特に目立つものも出てきていないし。(こんな成熟化した社会で、成長戦略に特効薬がないのも事実でしょうけど)

考えれば考えるほど、心配になってしまう。

まあ、それも考えてみれば当然である。
自由経済の中で、ことに私のような零細自営業者にとって「安心」なんてありえない。
今年もわからん、こわいな、と思う程度で当然だと思うのですな。

悪い時期も経験して、不安なのが当たり前だとようやく悟りを啓いたように思っていたが(苦笑)ワタシもまだまだ、ということですなあ。

そんなわけで。
今年もおっかなびっくり、そろそろと参るつもりなのであります。