恥ずかしいぞ

中共が、尖閣初頭に関するサイトを公開した。
「魚釣島は、なぜ中国固有の領土なのか」
http://www.peopleschina.com/zhuanti/2012-09/11/content_481680.htm

わざわざ日本語である。ありがとう、中共さん（笑）

しかし、この内容は、相当苦しい。いやさ、恥ずかしい。
さすが「馬鹿」の発祥の地である。
「あれは、馬か、鹿か。（馬を指さして）鹿であろう」
「ははあ。鹿でございます」

私は、中共に恐れ入ったりしないので、あれは馬だというしかない。

中共が根拠として挙げている「順風相送」「使琉球禄」の両書とも、単に琉球人が航海の目印として、尖閣を利用していた、と書いている。どうして、それが「支那が実効支配していた」証拠になるのか？誰にも意味不明である。

日本は1895年に、沖縄に尖閣を編入し、そこで業を営ませた者から「徴税」している。だから実効支配だというのである。
中共は、それ以前に、もっと実効支配していたという証拠を出せばいいだけ。
支那人でもない、琉球人が航海の目印にしていました、では、実行支配にはならない。

名前を付けて命名したら自分のものだというのであれば、天王星はウィリアム・ハーシェルが発見したので、英国領だというのであろうか？（笑）もしも、中共がそう主張するのであれば、その論理的一貫性は褒められると思うがな。

今はインターネットの時代である。
情報は、かの国と違って、我が国では有利なもの、不利なもの含めて、自由に「だだ漏れ」である。お国のように、簡単に検閲して国民を洗脳することはできないのである。

どうも、中共は、自国と他国の言論状況の違いが、わからないらしい。
生まれて一度も、自由な言論の場を見たことがないのであるから、無理もないのである。

その結果、こんなサイトを発表してしまう。
ああ、恥ずかしい。

なにが恥ずかしいって、その程度の情報の公開がされていないことを世界にさらすのが、恥ずかしい。
せめてもうちょっと、頑張ってもらいたい。
頑張れるような歴史的事実がないから、仕方ないのかもしれませんがね。

まあ、そもそも中共に「恥ずかしい」という感覚はないのかもしれませんなあ。