かの400勝投手、金田正一さんが亡くなった。
まさにレジェンドオブレジェンドオブレジェンド(笑)
いや、まじめにそう思っているのだ。
カネやんは「生ける伝説」だったからなあ。
国鉄という弱小チームで400勝のほとんどを稼いだという鉄腕は、いくら時代が違うとはいえ、すごすぎる。
負けん気のかたまりだったようで、最近の投手が150kmを連発するのを見て「ワシは180km投げていた」とのたまった(爆笑)
でも、いいじゃないか、と思ったものだ。
だって、カネやんなんだから。
さすがの私も現役時代の姿は記憶にないが、ロッテ監督時代の闘志あふれる姿は覚えている。乱闘になると、真っ先に監督が飛び出すんだからすごい(笑)
言いたい放題で喧嘩っぱやくて、ガキ大将そのまま大人になったような人だった。しかし、そこに稚気があって憎めない。
なにもかも、まさに別格の人だった。
きっと、カネやんはあの世でもさっそく「ワシが投げる」と叫んでいるに違いない。
いつか、私もそっちに行くが、そうしたら今度こそ、左腕から快速球を投げ込む勇姿を見せてもらいたい、と思う。
もちろん、あの世にも、球場はあるに違いないのだ。