日本の本年度の出生者数(推定)が発表になった。
80万5千人だそうである。
2015年がおよそ100万人だったので、6年でマイナス20%という順調な推移である。厚労省の予測値よりも7年ぐらい早く減少しているそうだ。
すでに母体の数が減っているので、今後、仮に「ベビーブーム」が来ても、すぐには人口が回復しない。
そのベビブームで生まれた子供が、また子供をつくって初めて数が増える道理である。
その意味では、ベビーブーム世代の子供である氷河期世代が子供を作れなかったことが、最大の原因でありましょう。
まあ、少子化は先進国である証である。
どうすることもできませんでしょう。
なあに、外国人労働者をどんどん解禁して定住できるようにすれば、国民の数は減らない。「日本国」という国は、納税する労働者がいてカネさえ入ってくれば、ずっと存在するわけだ。「外国人」に日本国籍を与えてしまえば「日本人」である。税金というカネを払えば日本人。
今の政治って、そんな仕組みでしょうが。カネこそ正義である。
未来の日本国には、納税者がいてカネがあって日本政府はあるだろう。
しかし、「もと日本人」はいなくなっているかもしれないな。
そして、GDPが世界で何位だとか、あいかわらず金勘定を忙しくやるはずだ。
まことに、結構ですなあ。