皆さん、最近ですが「グーグル先生の検索結果がどんどんアホになってきている」と感じたことはありませんか?
私だけの杞憂であれば良いのですが、どうも、検索結果がどんどん浅く、アホになっていると思います。
もちろん、先頭に出てくる広告がアホなのは当然ですが、それに続く検索結果もアホらしいものが多くなったと思います。
グーグル先生の検索ロジックは外部に公開されておりません。ですので、いわゆるSEO対策というやつは、グーグル先生とのおっかけっこで、常に試行錯誤しながら追いかけております。ま、それはいいんです。
で、その後が問題です。
グーグル先生は検索結果がより良い結果になるように、常に調整をしているらしい。
利用者が「よし、ピッタリの結果だ」と思うように、期待通りの結果を示すよう頑張っているのです。
ここが問題なのですが「多くの人が納得する検索結果」ということなので、必然的に多数の人が利用したページが検索上位に表示されます。
つまり、ある検索語句に対して、一部の深い知識を持った人からみると「いちいち調べる必要もない」浅い知識が書いてあるページがどんどん先頭に出てくる、やがて時間とともにそういうページで結果が埋められていくのです。
仕方がないからスペースで区切って検索ワードを追加して検索精度を上げるのですが、これをすると今度は覿面に検索結果が減り、1ページに満たないうちにどんどん的外れのページが出てくるようになる。
検索テクニックでカバーできた時代を過ぎて、最近はもう限界に達しつつあるんじゃないかと思い始めております。
この現象ですが、かつてテレビが辿った道と全く同じなんですね。
視聴率というのものができて、より多くの人にみてもらえるコンテンツ作りに邁進した結果、テレビ番組は「小学校5年生程度」を対象に作るようになってしまいました。それがもっとも多くの人に見てもらえる水準だったからです。
グーグル先生の検索結果がテレビとおなじ末路をたどるだろうと思うのです。
対策ですが。
へんな話ですが、グーグル先生よりも遥かに検索精度が劣る(つまり多くの人の期待に沿わない)検索エンジンを使うしかないのかなあ、と。
最近では、duckduckgoを使うことが多い私ですね。。。
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