あんまり詳しくはないのですが「犬や猫などのペットは成仏できない」という話があるようで。
で、一昨日、いつもお世話になっているK先生のところに行ったときに、見解をお尋ねした。
K先生は、昨年の会社の健康診断で見つかった私の肺結節(レントゲンで白く丸い影が映る)を「ちょっと、消しときましょう」といって手を当ててもらったが、1ヶ月後の精密検査ではほんとに消えていた。手を当ててもらうと、なぜか体内からビンビンと熱がでるので、すぐにわかる。こういうことを、ちょいちょいとやられるので困るのである。ま、困りませんが(苦笑)。医者に言わせると「自然治癒」で「偶然」なのだ。私は、とにかく心配がなくなれば、理屈はなんでも構わない。別に異議を唱える気持ちはないのだ。
そのK先生は、お会いしたら、髪をおろして法体になっておられた。今年は東日本大震災から13回忌の法要があり、どうしても高野山に上らなければならないと思ったから、ということだった。もともと、K先生は真言宗の尼僧の資格をお持ちなのである。
それにしても、女性の身で頭髪を落とすのは、かなりの覚悟が必要なことだと思う。
で、K先生いわく、ペットが成仏できないなどということは聞いたことがないとおっしゃる。「だーれだー!そんなこと言うのは」だそうだ(笑)山川草木悉皆成仏。仏の知恵は無限ですよー、だそうで。
ただし、人と同じところに行くかどうかは、それは別かもなー、という解釈なのだそうだ。
私の場合は、実はあまりそのへんの心配はしていない。我が愛猫とか、昔の愛犬とか、間違いなく成仏して浄土に行くと思っているから。
ただ、私自身ははまずは地獄行きでしょうから、一緒のところではないでしょう。
「人と同じところかどうか、それは別」かあ。なるほど、そういう意味、かもしれないなあ。
お坊さんも人を見て法を説いている、と思うのですなあ。