Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

維新躍進の統一地方選

統一地方選ですが、自民は概ね防衛に成功。

維新が関西圏で勢力を拡大。そのぶん、共産が議席を失った結果となったようです。

 

自民については、一時の逆風から戻して、善戦したと言えそうです。まあ、国政レベルと地方選はそれほど密接にリンクするものではないので、地方議員はそれなりに実績を残していた、と言えるでしょう。しかし、岸田政権にとっては「負けなかった統一地方選」という効果は大きく、これで解散を打つ力が岸田さんに出てきたと言えます。

長期政権を睨むなら、時期を見て解散という可能性が出てきたと思います。公明党が疲弊していますので、回復を待って、、、となりますので、夏すぎて、秋から年末にかけてが第一のヤマではないかと。

 

維新が躍進したのは、非自民票の受け皿になったことが一番大きいと思います。それだけ他の野党系がだめだということですね。札幌市が典型だと思いますが、冬季五輪誘致を巡って市民は2つに割れているなかで、推進派は現職で一本化したのに比べて、反対派はどこから連れてきたんだ雑魚が乱立、結果として鎧袖一触でした。いいタマを出せないのは、それだけ野党の力がない証拠です。この傾向がずっと長く続いているので、投票率が上がらないのだろうと思います。どっちにしろ期待できない人が最多ということでしょう。

そもそも民主主義として「消去法」は、ある意味でただしい帰結なので、特に問題はないと思いますが、あまり長く続くと黒岩知事みたいに緩みが出ます。それでも勝てる。こりゃ、緊張しろといっても無理ですわねえ。

 

共産の凋落は、党首選を求めた古参党員を二人も除名にしたのが響いたかと。

党の規定違反といいますが、民主主義を求めると規定違反ですからなあ。

旧日本軍は撤退のことを「転進」と言い換えましたが、今の共産党は「独裁制」のことを「民主集中制」と言い換えています。どちらも、真実を隠すことが狙いなのですね。そっくりですね(苦笑)

まあ、愛想をつかす人が出てこないのがおかしいですが、偉い人たちにはそれが分からんのです。

 

そんな統一地方選でした・