ロシヤのプリゴジン氏のクーデターは、断念されて撤退という結果になった。
プリゴジン氏はプーチン氏の盟友ということだが、もはや駄目であろう。過去の政敵同様に、ある日、黒海の海にコンクリごと沈められてしまう運命に間違いない。プーチン氏は裏切りを許す性格ではない。プリゴジン氏は手薄なモスクワを突いて、あと100KM の地点まで迫っていたのだ。命が惜しければ、とにかくモスクワを落してプーチン氏を拘束する以外に可能性はなかったのではないかと思う。
それはともかくとして。
今回、一部の界隈で、このプリゴジン氏のクーデターを歴史の教科書に載せるのに「プリゴジンの変」とするか「プリゴジンの乱」とするかで盛り上がっていた(苦笑)
この「変」と「乱」であるが、なんとなく「成功したら変」「失敗したら乱」というルールがある。まあ、例外がありそうなので、極論すると「気分次第」という話になるのだが、だいたいにおいて、その後の政治的実権を握れる場合は変、排除されたら乱というのが多い。
ゆえに、もしもクーデター成功なら「プリゴジンの変」クーデター失敗なら「プリゴジンの乱」である。
これが昭和史くらいになると、なかなか難しくて、たとえば226事件では「事件」なのだが、クーデター自体は失敗したので「226の乱」としても良さそうである。が、その後、陸軍が政治の実権を握っていくことを考えると、大きな目で見れば成功したとはいえないか?みたいな話も湧いてきそうだ。
こうなると、ちょいと評価が難しくなるので、中立的に「事件」としている、、、ほんとか?これは、私の勝手な推論なので、本気にしちゃいけない。
ちなみに「役」というのは主に国家間の戦争である。
こいつだけは御免被りたいと思うのですが、最近どうもキナ臭い国家がお隣にあって、、、困ったものだと思いますなあ。