本日は七夕。我が国では、彦星と織姫が1年に1度、出会える日ということになっております。
この状況、昨今でいえば、遠い外国に単身赴任している彼と遠距離恋愛、という状況に似ているでしょうか。
昔の人は、夏の夜空を見上げながら、ずいぶんと粋な空想をしたものだなあ、と思うのですね。
ところで。
遠距離だと、1年に1度とはいわずとも、たまには会えるわけですが、もっと遠いところに相手がいる場合もあります。
それはズバリ「獄中結婚」であります。
これは、1年に1度どころか、オツトメが終わるまで絶対に会えないわけですよね。
獄中結婚するような人は、ほぼ無期か死刑囚なので、会える可能性はほぼゼロに等しいのです。
で、実際に会うこともできない、ましてや一緒に生活することなど不可能なわけなのに、よく結婚とかできるなあと、、、若かりし頃は思ったものでありました。
で、その後。
実際には、このような長期の重大な囚人は、親族以外は面会できないケースが多いことを知ったわけです。
つまり、塀の外の支援者が面会するためには、親族になるしか方法がない、、、なるほどな、と頷いたわけです。
それでも、戸籍をよごす(言い方は悪いですが)わけで、相当な覚悟がないと難しいことであることには間違いないでしょう。そういう意味では、やっぱり、愛情が成立しているのかなあ、などと考えたり。
まあ、私には、関係のない話ではあるんですけどね(苦笑)