昨夜は、知人と職場の近くの焼鳥屋でビール。
その知人は、私の新卒入社したコンサル時代以来の付き合いなのだが、そこで同期の一人の消息を聞いて驚いた。
その彼は、今年の1月に脳梗塞で倒れて、現在は実家でリハビリしながら静養中だと言う事であった。
彼は若い頃から社会貢献活動に興味があって、NPO法人を立ち上げて、私も一時期、理事として名を連ねていたことがある。
さらに幼児教育スクールと介護保険施設を経営していた。
幼児教育スクールのほうは部下に譲って存続することができたが、介護保険施設については代表の彼がいなくては立ち行かず、やむなく清算手続きに入っているという。
今は実家でお母さんと一緒に生活しているそうで、片手に後遺症で麻痺が残っているものの、幸い、なんとか日常生活は大丈夫らしいということであった。
彼には個人的に仕事先の紹介を受けるなどのお世話になったことがあり、大いに心配した次第である。
それにしても。
そうか、還暦というのはそういう年齢なのだな、と感じた。
私は幸い、身体には大きな支障がないけれども、そろそろ同期のやつの中には、病気をするものも現れる。そういうことなんだろう。まだ亡くなったものはいないが、病後に消息不明な者もいる。つまり、自分も、そうなってもおかしくないということなんだろうと思う。
まだまだ、楽しみたいことは山程あるし、今の仕事でいえば、長時間の集中はもう無理だけど、経験的に対処方法を知っているぶん、システムの安定稼働をさせるスキルはあると思う。まだ少しはやれる。
だけど、それがいつまでかは、わからない。
色々と考えてしまった夜であった。