Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

賄賂の境界

自民党の秋本議員が、洋上風力発電事業者の「日本風力開発」から3000万円の賄賂を受け取っていたとして捜査の対象になっている。日本風力開発の社長は、贈賄を認めたようだ。秋元議員の収賄の裏付けが今後の捜査の重点ポイントになるだろう。

賄賂というのは、便宜を図ってもらうためにカネを渡す行為である。カネを渡すだけで、便宜を図らない場合はタダの「献金」となるわけである。もちろん、ちゃんと収支報告書に載せないといけないわけだが、これを記載してないとどうなるか?

その場合は、実はただの「記載漏れ」なのである。うっかり書くのを忘れましたテヘペロ、である。事実、そうやって賄賂の認定を免れた大物政治家は数多い。

早い話、カネだけ受け取って何もしないと、それは献金であり、ただの記載漏れなのである。カネを受け取って律儀にあちこちに圧力をかけたりすると、賄賂認定されてしまうということなのだ。

 

そう思うと、変な話だけど、賄賂認定されている政治家はある意味ではマジメだったとも言えるわけである(苦笑)

大物ぶって、いかにも、な政治家は絶対に尻尾を出さない。「なるほど。。。。お話はわかりました」などという。理解したけど、動くとは言っていないのだな。で、実際に何もしない例が多いのである。カネだけとって知らん顔、民間ならサギだ。

しかし、政治家ではそれが正しいのである。。。

なんだかなあ。。。