Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

自転車のフロントタイヤ交換

自転車に乗っていて、妙にゴロゴロするのに気がついた。で、フロントタイヤを見たら、これだ。

フロントタイヤ2023年8月

ゴムが擦り切れて、あちこちボコボコになって、ケーシングが露出している。これで走ると、ゴロゴロするわけだ。バースト一歩手前である。危険なので、即交換した。

 

交換したのは昨年に後輪に使用した中華安タイヤのDURO、26×1.25。円安のため、若干値上がりしたがそれでも2000円しない(笑)。

このタイヤ、1年使ってみて、かなり良いのだ。まだまだ摩耗してないし、走りもまずます。重量340gなので、軽さはそこそこ。硬めのゴムなので、グリップは落ちるのだが、耐久性があるのだろう。私のように通勤と週末ホビーの両方をやるユーザーには、耐久性も大事である。それで2000円以下なんだから、コスパ最高だ。

 

寿命となったパナのクローザープラスは、走りは素晴らしかった。軽くて、グリップもよくて路面に吸い付くように走る。しかし、1年も立たないうちに後輪で釘ふみパンク。前輪は2年でボロボロになった。耐久性はいまいちだ。週末ホビーのみに使うなら充分だと思うが、通勤までこなすとつらいと思う。1本3300円は国産としては最安なので、それでも文句は言えない。

 

半分ネタであやしい中華安物を買うのだが、最近になって思うのは、安くてもそこそこ使えるものが圧倒的に増えていることである。中華、おそるべし。

しかし、今の大陸は超絶不況に落ち込みつつあるらしい。不動産バブル崩壊とコロナ後遺症、さらに少子化。新卒の失業者が公式発表で20%だが、実態は倍はあるはずだ。

日本も、小渕政権から森政権のとき、いわゆる氷河期時代にやっぱりそれぐらいだった。バブル崩壊、いわんこっちゃないのである。

ちなみに、事態が改善したのは小泉政権で、失業者が減ったから格差が縮小した(ジニ係数)。新卒の失業者を減らすために派遣法の改正までやった。今、小泉政権は格差拡大の戦犯扱いされているが、実際に小泉政権時代には格差は拡大していない。格差問題が出てきたのは、麻生政権の年越し派遣村からで、そのときに共産党小泉政権の批判をはじめたのがもとである。数字的なデータの裏付けは、なにもない。

そして、派遣法の改正が行われたのは2003年だから、今から20年前の話である。現在の経済不況は小泉改革のせいだという陰謀論がさかんだが、じゃあ、その後の20年間に他の政治家は何をしてたんですかね?(苦笑)常識的に考えれば、そのほうがよほど問題でしょうに。当たり前ですが、20年前には20年前の事情があったのですな。。。

 

なあんてね。

たかが自転車のタイヤひとつを交換するのに、そんなくだらないことを考えているわけだ。チューブとタイヤが癒着してたからひっぺがして、ついでに後輪も外してチェックして、作業は30分で終了。

終わったら、なんと蚊に5箇所も食われていた(泣)夏のガレージはあいつらの良い宿になっているらしい。。。