愛猫のトイレはシステムトイレというやつで、下部にトイレシートというものを敷いて使う構造になっており、ニオイがしないという優れものである。
しかし、今の季節は真夏。シート交換時に、なんとなくニオイがするように思ったので、ガレージのシャワーを使って丸ごと水洗いする。
これは、季節ごとにやっている作業である。これをやると、ほんとに無臭トイレに戻るのである。
猫はたいへん綺麗好きな動物で、自分の体を舐めて体臭を消す(狩に都合が悪いので)が、トイレが匂うのも嫌う。ニオイが出ると、こちらを向いて悲しそうな顔をするので、先手を打って丸洗いするようになった。
十分な食事と清潔なトイレを提供するのは、飼い主として当然の義務である。
そんな愛猫も、考えてみたらもう14歳。世間では老猫といわれる年齢になった。
しかし、いまだに元気で、ご飯もしっかり食べるし気まぐれに甘えにきてくれるのも同じである。目もピカピカしている。
すでに、あの黒いGを捕ることすら忘れてしまったようだが、別に何の役に立たなければならないなどということはない。元気に生きていてくれたら、それだけで充分だと思うのですねえ。