およそ3年ぶりくらいに引っ張り出した自動巻き時計のセイコー5だが、何事もなく動き出し、時刻も3日たった時点でまったくズレていない。正確である。さすが、国産時計の古典である。
これは本格的に復帰させようと決めて、10年以上使い倒してゴワゴワのボロボロになっているバンドを交換することにした。
アマゾンで防水仕様のバンドを探すと、一番安い品が500円。しかも日本企業の商品である。フレンドシップ(有)発売の品物を入手して、さっそく交換した。
交換するためのバネ棒をはずす工具、予備のバネ棒も3本もついている。
写真つきの取説もある。まったく簡単な作業である。
交換した色も、交換前と同じくNAVY。だって、せっかく海軍仕様なんだから、やっぱり他の色にするのはもったいない。
オリジナルのバンドと比べると、こっちはさすがに安物で、ペラペラの質感である。防水なのだが、まあナイロンだ。どうせ汗まみれになって水道でじゃぶじゃぶ洗うことになるので、高価な革バンドなどお呼びでないのだ。これで良い。
ペラペラした質感からして、あまり長持ちはしないと思うが、この値段なら消耗品で良いわけである。
というわけで、セイコー5は完全復活した。こいつをつけて、また週末サイクリングに出かけると思うと、なんとなく嬉しくなってくるのである。