Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

氷川女体神社


毎年、初詣は実家の近所の神社(霊験あらたか!)に出かけるのだけど、東京にもどって最初の休日は氷川女体神社(さいたま市)までポタリングして、帰りに東沼神社(川口市)を経由するのが恒例である。
去年は、骨折のために動けなかった。だから、良くない年になったのか?!
てなわけで、今年も吉例にならうことにした。

氷川女体神社は、有名な武蔵の国一宮の大宮氷川神社と対になる女神様である。どうやら、神道の世界で「男性優位」が確立するまでは、神社は男神と女神が並立して祀られていたようで、氷川女体神社もそうである。
はるばる出雲の国から、美しいことで伝説に残るクシナダヒメが勧請されたものである。
つまり、御利益は「縁結び」ということになるわけだ、、、ううむ。

ふと思ったのだが、この御利益は女性にあるものなのかもしれない。
だって、クシナダヒメ様が「独身男の情けなさ」をご理解なさるとも思えず。女性の恋心に関しては、大変通じていらっしゃるのではないかと思うけれども。
「殿方はご自分でシッカリ頑張ってくださいね~(笑)」ということになっているのではないだろうか。
そういうわけで、今年は「独力ではどーにもならんので、かくのごとくお詣りに来ておるのであります」と念願しておいた(笑)

東沼神社は、神社本庁の「地域神社復興モデル」に指定された神社ということだが、小高い「富士塚」にある神社で、大変見晴らしが良い。富士塚は、富士信仰で、実際に富士登山できない人のために近所に築かれたもので、関東地方は富士信仰が盛んだったらしく、あちこちにある。
今では富士塚なんて見向きもされないようで、誰もいない。静かなものである。

この時期は、すぐに日が暮れるし、気温も下がるので、あまり長距離走行に向かない時期だと思う。こんなポタリングが、気楽で愉しい。
自転車に乗れる愉しさを味わえることを幸福に思ったことであった。