Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

困った人

困った人がいるもんです。秋篠宮家の眞子さまと世間を騒がせているKKのことであります。ただねえ。この問題、考えていくと、どうにも決定打がないのでありますよ。つまり、ですねえ。ロクでもない男だと私は思いますけど(苦笑)しかしながら、眞子さまはず…

忍びの国

「忍びの国」和田竜。この作者は「のぼうの城」で大ブレークした歴史作家であるが、この作品も映像化を前提とした作品のようである。舞台は戦国期の伊賀である。当時、伊賀の隣の伊勢では織田家による乗っ取りが成功し、信長の次男の織田信雄が国主となる。…

最低の軍師

「最低の軍師」箕輪諒。千葉県の「臼井城の戦い」で唯一、歴史に名を残す軍師、白井浄三と松田孫太郎を主役に据えた物語である。上杉謙信という人は滅茶苦茶に戦に強かった人物で、まさに「軍神」とでも言う他ないのだが、その謙信にも数少ない負け戦はある…

ランドナーをVブレーキに換装

アラヤのランドナーを通勤に、日常の足に使っているのだが、一番の不満点は「カンチブレーキの効きが良くない」ことであった。私もトシなので(汗)すでに幹線道路を快走するようなことは滅多になくて、なるべく自動車の少ない生活道路をのそのそと辿って走…

殺人者の放物線

「殺人者の放物線」アンドレア・H・ジャップ。著者はフランスの女流作家で、本職は毒物などを研究する化学者でもあるらしい。この人の本を読むのは初めてである。主人公はグロリア=パーカー・シモンズという30才を過ぎたばかりの女性である。優秀な頭脳を…

引っ越し作戦-その3-二重投稿必要なし

FC2ブログにまずは移転をした私ですが、しばらく「二重投稿」を覚悟していました。つまり、ですね。このヤフーブログも、すぐに放棄するつもりはない。しかし、12月には終了してしまうので、FC2ブログに過去記事を移ししました。問題なのは、12月までに…

東京ロンダリング

「東京ロンダリング」原田ひ香。タイトルが面白そう、というだけで購入(笑)。主人公のりさ子はバツイチの30すぎ、もと人妻。不貞が理由で離婚されて無一文になり、不動産屋の紹介で部屋のロンダリングをしている。今の法律では、賃貸物件で死人が出た場合…

引っ越し作戦-その2-引っ越し処理エラーを回避する

さて、引っ越し作戦である。FC2のアカウントを作ったら、こちらのヤフーブログを「レイアウト設定;パターン1」にする。ヤフーブログの一番上のメニューの「ブログ設定」から入って、詳細レイアウトを「パターン1」にするのである。今のこのブログのデザ…

桃開花

東京の桜もすでに散り始めておりますが。我が家の桃も開花。うちのシンボルツリーです。通りがかった年配のご夫婦が「なんの花だろう?」としげしげとご覧になるので「桃ですよ」と教えてあげたら「まあ、そうですか。きれいですねえ」と。いやあ、実は私も…

引っ越し作戦ーその1ーFC2でアカウントを開設

さて、このヤフーブログも今年でおしまいである。ブログを開設したときは「大手だから、きっと大丈夫」だとタカをくくっていたのだが、こうなるとはねえ。。。せっかく書いてきたブログを放棄するのは勿体無いので、他社サービスに「引っ越し」をして、延命…

資本主義の終焉と歴史の危機

「資本主義の終焉と歴史の危機」水野和夫。2014年にベストセラーになった本であり、トーマス・ピケティの「21世紀の資本論」と並んで話題になった。私は、特に経済学に関心が深いわけではないので、リアルタイムでは読んでいなかったのだが、いよいよ平成も…

新元号

新元号は「令和」だそうです。なにか、イマイチ、ぴんとこないですなあ。マサカ、エイプリルフールで、明日が正式発表なんてことはないでしょうけど(笑)まあ、「平成」のときも、しっくりこなかったですからね、最初は。そのうち、慣れるんでしょうね。考…

シャイニングガール

「シャイニング・ガール」ローレン・ビュークス。シリアルキラー(連続殺人鬼)のハーパーは、幼少の頃に兄を見殺しにしたところから、その資質を発揮しはじめる。主に襲うのは若い女性だ。そのハーパーは、ある日、偶然に「家」を見つけた。その「家」には…

ブラックボックス

「ブラックボックス」マイクル・コナリー。私はコナリー信者なので、すでに読む前から素晴らしい作品だと決まっているわけだ(苦笑)。しかし、コナリーの恐ろしいところは、実際に読んで「そのとおり」なところなんである。毎試合、きっちりと試合をつくる…

死んだのか、信長

「死んだのか、信長」岩井三四二。本能寺の変に題材をとった連作短編集である。すでに天下人確実と思われていた信長が横死したことで、その周囲の人間はどれほど戸惑ったかは想像に難くない。今風に言えば「が~ん」の人も「神風キター!」の人も「がっちょ…

雷撃深度十九・五

「雷撃震度十九・五」池上司。この人の本は「8月15日の開戦」を読んで、ずいぶんと感銘を受けたのを覚えている。占守島の戦いに材をとった作品だった。本書も同じく大東亜戦争の史実に取材しており、終戦間際に帝国海軍の潜水艦「伊58」による米海軍の重巡…

梅園の散歩

すこし自転車で走ると梅園がある。本来は、梅の収穫用なのだそうであるが、この季節だけ開放してくれる。ここも、毎年見物に行く。やや散り始め、でありました。梅園の中を散歩すると、梅の花の香りが強烈にする。なんとも清々しい香りで、まあ「空気の刺身…

河津桜満開

ここ数年、毎年行っている松戸神社の河津桜見物。この週末も出かけた。実に満開だった。これを見ると、ああ春が来たなあ、と思うのである。こうして、桜を見られることは、とてつもなく幸福なことである。人は、突然、桜を見ることができなくなる。その無念…

さて、どこに引っ越しするか

このヤフーブログもいよいよ終了するらしい。グリフィン通りさんから教えて貰い、驚愕した次第。私も、なんと2005年の開設組なので、そこそこ古い。思えば、ずいぶんと勝手気ままに記事を書いてきた。最近はぼつぼつだけど、貴重な自分の読書録でもあるので…

日銀、出口なし

「日銀、出口なし」加藤出。2014年に刊行された本で、アベノミクスの第一の矢「異次元の金融緩和」の出口が相当に困難であることを解説した書物である。本書にも指摘があるが、現代では「中央銀行が完全に景気をコントロールする」のは不可能である。マネタ…

夏の翳り

「夏の翳り」ジョイス・メイナード。13歳というのは特別な年齢だ、と著者は言う。まだ子供である、子供の世界にまだ住んでいる。しかし、徐々にオトナになろうとする年代である。主人公のファラは13歳の女の子で、3歳年下の妹パティがいる。パティはす…

言ってはいけない中国の真実

「言ってはいけない中国の真実」橘玲。米中対立で支那経済がスローダウンしている。果たして、習近平主席のいうとおりに、安定成長路線に移行できるのか?今の支那を見ていると、どうも日本のバブル時代を思い出すのである。「ジャパンアズナンバーワン」と…

プラ・バロック

「プラ・バロック」結城充考。物語の冒頭では、東京湾の埠頭にある冷凍コンテナボックスを利用したレンタル倉庫の中から、大量の死体が発見された場面で始まる。検視の結果、死体には外傷もなく、睡眠薬を飲んでみずから倉庫内に入った、つまり集団自殺した…

中国はどこまで崩壊するのか

「中国はどこまで崩壊するのか」安達誠司。トランプ大統領が中共に「貿易黒字の削減」を強硬に主張、関税の大幅引き上げを実施して、支那の経済は下降気味である。今、ちょうど春節の季節だが、名物の「爆買い」もナリを潜めているらしい。対中強硬政策は、…

進化の袋小路

麻生副総理が「子どもを産まないほうが問題」と発言して批判されたらしい。「誤解を与えたなら撤回する」と表明した。私は思うのだが、麻生さんの発言は正しいと思うのである。日本の最大の問題は少子高齢化であって、老人が長生きすることではない。政治家…

赤朽葉家の伝説

「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹。鳥取県と島根県境あたりの山村が舞台。ここには、昔から山人伝説や、たたら製鉄の跡がある。中国山地は標高が高くない割に険しい山が多く、google earthにも詳細が抜けた(緑一色で塗り潰された)地帯がいくつもあるところであ…

利休の闇

「利休の闇」加藤廣。千利休が秀吉に切腹を命じられたことは有名である。その原因としては、大徳寺山門の上に利休の木像があり、秀吉も大徳寺に行くときはその利休の足の下を通らねばならない。天下人たる秀吉は当然、大激怒し、また利休が茶器の鑑定で巨富…

黥布

「黥布」加野厚志。「項羽と劉邦」を読むと、物語のクライマックスに登場するのが韓信と黥布である。韓信は戦争の天才で天下をつかみ取る実力があったのだが、みすみすその機を逃す男である。人間、謙虚なのは結構だが、度を過ぎると不幸になる。いや、謙虚…

帰省

この年始は帰省してきた。父の認知症が進行して、母ひとりでは手に負えず、どうにか近所の施設に昨年、入所することになった。その父に会うためである。施設は自宅から徒歩15分ほどであった。大きく、あかるい建物で、スタッフの人たちも親切で感じのよい方…